2017年9月8日

お知らせ

東京四季出版から刊行された福田若之句集『自生地』の帯に短い推薦の言葉を寄せさせていただきました。紀伊國屋書店の梅﨑さん、葉ね文庫の池上さんといっしょに。この句集、とても面白いのですが、そのボリュームや構成、数々の仕掛けや賭けられた作者の感情を思うとその「面白さ」を評するのにはかなりの覚悟が必要なはずで、今はその覚悟がないのでもろもろを回避するためにもあえて浅薄な言葉で。とにかく、めちゃくちゃ面白い句集です。俳句だけではなく、現代の小説や批評の読者、映画や音楽や美術やマンガに関心のあるひとにも読んでもらえたら。たとえばポール・オースターが好きなひと、ロラン・バルトが好きなひと、ジョナス・メカスが好きなひと、山本直樹が好きなひと、そういうひと達がこの句集を好きになるという可能性が全然ある。めちゃくちゃある。そういう開かれた書物です。

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