2017年7月1日

積読考

四月以降か、積読を減らしていこうと考え、そういう風にしてきたのだけれど、その結果積読がもたらしていた豊さと呼べそうなものもあり、それが失われてきているという実感に至る。オンライン書店から届いた本を封も開かずに部屋の隅に積むというのなら話は別だが、通読せずとも表紙を撫でたり、著者の略歴や解説にだけ目を通したり、なんとなく指の引っかかったページから拾い読みをしたり、そういうのはやはり読書的な営みだと思う。積読を避けるために本を買い控えると、そういう機会も減る。セックスなしでもペッティングしていたら浮気、みたいなもので、通読なしでも積読していたら読書と言い切ってしまって構わない。そういう気持ち。

0 件のコメント: